オリキャラねんどろいど製作のすゝめ

ねんどろいど

こんにちは!榧野製作所です!
最近ようやくオリキャラのねんどろいどが完成しました!


いや~
1番最初にオリキャラのフィギュアを作ろうと言い出してから2年半くらい経ってようやくです…!

オリキャラねんどろいど製作について

①改造のベースにするフィギュアを決める。
②パテを盛ったり削ったりして形を整える。
③サーフェイサーを噴いて表面を整える。
④塗装を行う。

今回製作したねんどろいどはこのような段取りで作業しました。

①改造のベースにするフィギュアの決定

2022年の時点では、シスターのねんどろいどは「高山マリア(はがない)」しか存在せず(禁書目録のインデックスちゃんは存在しているものだと思ってた…)、それをベースに改造していくことにしました。

ねんどろいど 高山マリア
隣人部顧問の幼女シスター。 テレビアニメ『僕は友達が少ないNEXT』より、銀髪碧眼の天才幼女「高山マリア」がねんどろいど化!シスター姿で元気いっぱいなマリアをねんどろいどサイズで可愛く再現しました。「...

しかし、このねんどろいどは発売から約10年経っているため入手がまあまあ困難でした。
ここでちょっとマゴついてしまい、ねんどろいど製作計画は1年くらい止まっていたのはナイショです…

その後、メルカリで高山マリアちゃんのねんどろいどの部品売りを見つけたので製作イメージを作りました。

ベースとなるフィギュアのどこを削って、どういう風に造形していくかをここである程度まとめておきます。

②パテを盛ったり削ったりして造形

前工程で固めたイメージを参考に作業を進めます。
まず、後ろ髪や、前髪の一部、髪飾り等の不要な部分を切除しました。

大まかに切れるところは彫刻刀を用いてバッサリ、細かいところはデザインナイフを使って丁寧に切り取っていきます。
古いねんどろいどだとPVA樹脂が若干硬化していて切りにくいので注意してください。
ある程度切り取れたら、次はパテで形を作る段階に移動します。
今回使用したパテはタミヤのエポキシパテです。硬化が程よく早く、形を整えたり削ったりがやり易かったです。

パテを練って30分〜1時間くらいすると扱いやすい硬さになるので、その間にペタペタと盛っていきます。多少盛りすぎたり、形がイビツになっても、固まった後に削ってしまえるのでガンガン盛っていくと良いです。

パテが硬化した後は、デザインナイフや120-240番くらいのスポンジやすりで削っていきます。多少削りすぎたり、形がイビツになっても、パテを盛ればやり直せるのでガンガン削っていくと良いです。

盛って削ってやすって盛って削ってやすって…を満足するまで繰り返していきましょう。

前髪や髪飾り、腰紐や服装をパテで作ってみた感じです。(金装飾を施した修道服みたいでステキ!)
顔パーツは「ねんどろいどフェイスメーカー」で作成したのを使用しました。

ねんどろいどフェイスメーカー
“ねんどろいどの新しいアソビ”をコンセプトにしたグッドスマイルカンパニーの新サービス『ねんどろいどフェイスメーカー』

2個の顔パーツ発注で1500円程度なので非常にお手頃ですし、2週間で届くので待ってる間に造形を進めておくと忘れた頃に届いてます。オススメ。

補足:パテをイジるときは手にハンドクリームを塗っておくことで指にひっつきにくくなるのでヒジョーにオススメです。(逆につけないと指先がパテでベタベタして面倒くさい…)

③サーフェイサーでの表面処理

パテで形を作ることができたら次はサフを噴きます!
まず、サフを噴く前にねんどろいどを中性洗剤で洗って油分を落としておきます。

細かいパーツを間違えて流してしまわないようにネットに入れて洗いました。洗ったら一日くらいは陽の当たらないところで乾かしておきます。

乾いたら、ようやくサフを噴きます!
今回使用したサフはこれだっ

Mr.サーフェイサー1200 スプレー(徳用) | プライマー /サーフェイサー | 仕上材・接着剤・表面処理材 | GSI クレオス Mr.HOBBY
株式会社GSIクレオス ホビー部の展開する模型商材ブランド、Mr.HOBBYのウェブサイトです。製品情報、お問い合わせ、連載企画など掲載中!!

塗装したく無いところ(肌色の部分など)には丁寧にマスキングテープを貼っておき、ねんどろいどをペインティングクリップで固定します。

そして適当な箱の中でサフを噴きましょう。

(サフ噴きの様子)

サーフェイサーは1回で塗装を完了しようとせず、薄ーく噴きかけるのを3-4回行う感じにした方が良いです!

サーフェイサーを噴くと石化したかのように灰色になります。(石化好き必見!)
ぱっと見まあまあキレイなのですが、よく見ると…

ところどころザラザラしてたり、段差があったりしますよね。
これはパテ盛りの段階で丁寧にやすりがけをしていなかったり、サフ噴きの時にやらかすとできるみたいです。
こうなってしまった部分は仕方ないので600-800番くらいのスポンジやすりで処理していきます。(ここでやっぱりパテ盛りに戻ったりしても大丈夫)
表面が滑らかになったと思ったら、またサーフェイサーを噴いてみましょう。
サフ噴いてヤスってサフ噴いて…を満足するまで繰り返します。

補足:サーフェイサーを噴くと、表面が滑らかになるだけでなく、塗料のノリが良くなったり、塗装後の見た目が良くなったりするらしいです。すごいですね!

④塗装を行う

サフをバッチリ完了させれば、いよいよ色付けをします!
私自身は色塗りの知識・技術・道具を持ち合わせていないので、そういうのが得意な友人にお願いしました。
自分ではできないオリキャラねんどろいど化も友人がいればできる!やっぱり持つべきは友とオリキャラです!

今回の塗装は「シタデルカラー」を用いて筆塗りで行いました。その塗料は速乾性もあり隠蔽性も高いので扱い易そうな印象があります。

(色塗りの様子)

余談ですけど色塗りが終わった後は海水浴に行ってきました。楽しかった!
色を塗り終わったら塗料保護とツヤ消しのためにトップコートを噴きます。

水性プレミアムトップコート (つや消し) | 仕上げ材/コート材 | 仕上材・接着剤・表面処理材 | GSI クレオス Mr.HOBBY
株式会社GSIクレオス ホビー部の展開する模型商材ブランド、Mr.HOBBYのウェブサイトです。製品情報、お問い合わせ、連載企画など掲載中!!

通常のヤツとプレミアムで2種類ありますが、失敗しにくい素材を使っているのはプレミアムらしいので、プレミアムを使いました。(トップコートを失敗すると塗装からやり直しになるので面倒くさいぞ)

サーフェイサーを噴くのと同様にトップコートを噴いていきます。

ここまで来たら完成です!!🙌

トップコートを噴いたので安心して外に持っていけますね!

こんな感じで静ちゃんを立体化できてよかったです!コミックイベントでは机の上に置いたりしてみたいですね!
ではまた!

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