日常組
豊榮 静(とよさか しず)
年齢
14歳
誕生日
7月30日
性別
女
身長体重
144cm / 42kg
設定
元孤児(みなしご)。
住職に保護され町の寺院で生活している。
生い立ちが生い立ちなため、おとなしい性格だが内にははしゃぎたい気持ちを隠している。
服装
紺色の修道服を着ている。
性格
正直で裏表のない子。
物腰が低く、自己主張もあまりない。
感情豊かで、割と好奇心旺盛。
故に冗談を間に受けたりするときもある。
場の雰囲気を和ませる。(無自覚)
優しい性格で争いごとは好きではない。
趣味
読書などの一人でゆっくりできるもの。
旅も好き。
好きな食べ物
エビフライ、柏もち
補足
榧野製作所の看板娘であり、オリキャラ第一号。
おいしそうに食べるし、よく寝る。
結構びっくりしやすい。
豊栄神社とシス(シスター)より命名。
一宮 千穂(いちのみや ちほ)
年齢
14歳
誕生日
9月20日
身長体重
149cm / 48kg
設定
町の銭湯の娘。(3人兄弟の末っ子)
幼い頃から店の手伝いをしたりしていた。
日珈とは幼馴染。
静と同い年で友達。
剣道をやっている。
服装
紺色のセーラー服を着ている
学帽を被っている
性格
比較的静かで、しっかりした性格
背伸びしがちな感じで、野暮ったいことは言わないタイプ
図星を突かれると素が表に出る
みんなを後ろから見守る役回り
趣味
お茶を飲む事。最近は紅茶をよく飲んでいる。
水辺を散歩する事。
補足
日珈と同じ商店街に住んでいる。
お姉ちゃんの美智には甘えたりする側面も。
神田 日珈(かんだ にちか)
年齢
14歳
誕生日
12月30日
性別
女
身長体重
147cm / 46kg
設定
町の蕎麦屋の一人娘。(数百年続く老舗)
チャキチャキの江戸っ娘。
服装
紺色のセーラー服を着ている。
キャスケット着用。
性格
考えるより先に行動するタイプ。
憎めない性格。
意外とちゃっかりしてる。
元気な性格。
趣味
写真が趣味(カメラはおばあちゃんから貰った二眼レフ)
補足
千穂とは幼馴染。
持ち前の快活さで、商店街のみんなから愛されている。
一宮 美智(いちのみや みち)
年齢
18歳
誕生日
8月18日
身長体重
163cm / 53kg
設定
町の銭湯の娘。(3人兄弟の長女)
千穂の姉。
静・日珈たちを引率するみんなのお姉ちゃん的役割。
バイク[CT125]に乗っている。
服装
紺色のセーラー服を着ている
性格
楽観的でややだらしない性格
飽き性で常に新しい刺激を求めている
悩み事も寝て起きたら消えてるタイプ
趣味
バイクで近所をドライブすること
長期休みには遠方までツーリングすることも
ストーリー
地元の田舎加減に嫌気がさし、鬱屈とした日々を送っていたところ、
一台のバイクと出会い、それに夢中になっていく。
補足
結構大食いであり、本人も体重を気にしている。
スピンオフでは、愛車のCT125は擬人化されている。
密林・石文明地域
代理巫術師(だいりふじゅつし)
年齢
16-17くらい(あいまい)
性別
女
身長体重
152cm / 46kg
設定
太平洋に浮かぶ島で暮らす。
熱帯雨林の中の部族の一員。(石器文化)
生まれつきアルビノで、霊感が少し強かった。
手には新葉(しんよう)を付けた枝と、金属製シンバルを持つ。
(新緑の生命力を引き換えに強力な呪いを施す)
部族がもっていたシャマニズムと自身の憑霊体験に影響を受け、独自のシャマニズムの視点を持っている。
代理天使から与えられた、小さな奇跡を起こせる力で人々を支える。
服装
白基調の特徴的な修道服
マークが施されたスカート
赤い肩掛け布
持ち物
巫術用の杖をもっている
性格
慈悲深い心を持っており、誰でも、何にでも優しく接する。
ただ、感情の変化がやや乏しい。
ストーリー
ある日、謎の高熱を出し自分が天使の依巫になることを知る。
この時以降、性格が大きく変わってしまい口数がめっきり減った。
(実際には霊的交流が増えた)
補足
霊的存在の意思を代弁するため「代理」巫術師。
本名はあるが、忌み名であるため使わない。
代理天使(だいりてんし)
年齢
人間界とは時の流れが違うため、はっきりとは言えないが、他の天使と比べるとまだまだ新人。
性別
女
身長体重
不明
服装
白シャツ、紺プリーツスカート
天使の輪っか、赤い肩掛け布
紺色の上履き
性格
お気楽さん。感情の変化が表情や振る舞いからすぐにわかってしまう。
設定
元々は天蓋の上にいた天使。
(階級はそんなに高くは無かったが、執行役として地上界には良く行っていた。)
「まあなんとかなるでしょ!」とか「こうしたら面白ろそう!」とか
指示通りに仕事を全うせずに、地上にトラブルをもたらしてしまったため現在は懲戒として地上で修行中。
地上では、依巫になった人間に霊的能力を預けられ、その人間の守護霊として助言・顧問を行なっている。
備考
ヘルベチカスタンダードがモチーフ。
もともとは代理キャラにするつもりでした。
生命系
クヴァレ
服装
白いフリルがついた修道服
部分的に施された金属装飾が特徴
性格
行動的な性格だが、修道院での生活のため抑えている。
ちょっとしたイタズラをするような遊び心もある。
設定
元々はただのミズクラゲだったが、瀕死だったところをグレート・マザーに救われてヒトの姿を得た。
(その後はマザーの運営する修道院で過ごしている)
本を通じて外の世界を知るほど外の世界に興味を持ち、修道院から旅立った。
ヘラミエンタ
服装
セーラー服を基調にした修道服に、邪視除けが施されているのが特徴。
腰にロボットアームが付いてる(着脱可)
性格
基本的に無気力でボーっとしてる。
キラキラしてるものや新しいものが好き。
設定
グレート・マザーによって助けられ、ヒトの姿を得たカラス。
修道院ではクヴァレと仲良くしている。
クヴァレが修道院を出る時に一緒に出て行った。
果物が好物。
ロボットアームは吟遊菩薩の聖遺物の一部を収めており、禁術によって自在に操ることができる。
HAMSAと呼ばれる。(Hand-like Amulet Manipulated by Somatic Animism)
占星術系
見習い魔術師(みならいまじゅつし)
年齢
大体中~高生くらい
性別
女
身長体重
不明
服装
白い大きな襟がついている紫色のワンピース
魔法使いらしい大きな帽子
碧く輝くブローチ
性格
かなり内気で、ひとりの時間を大切にしている。
設定
彼女は魔法が使えない。
父親が科学者。
幼い時から魔法使いに憧れており、それを見ていた父親が、科学を駆使して疑似的に魔法を再現する装置を開発し、彼女に与えた。
あるとき、本物の魔法使いと出会い、その人の弟子となることで魔法を習得しようと日々奮闘している。
備考
魔法が使えないのは、遺伝などの先天的要因も大きいが、地理的条件や道理への理解度なども影響する。
吟遊菩薩(ぎんゆうぼさつ)
年齢性別
不明
身長体重
不明
服装
黒インナーと裳が特徴。
ウィンプルに結晶と霊魂がついてる。
特徴
目は据わっていてしゃべらない。
神話の時代に人々にマントラを伝え歩いたとされる。
自然のありがたさと精霊への信仰を世界的に広めた。
そのため、世界各地で吟遊菩薩とおもわれる伝承が残っている。
自然界の精霊たちとは仲が良い。
マナを原動力とする機械[梵クローラ]に乗り、それを用いて移動する。
(移動手段としてだけでなく、マルチロールにつかえます)
おまけ:背景設定集
世界観・科学観のまとめ
この世界には、「エーテル」と呼ばれる不可視の媒質が広く満ちている。
エーテルは物理法則に影響を与えるため、エーテル濃度が高かったり、エーテル流れが不安定な場合、その地域だけ物理現象が普通とは異なる挙動をする。
→この設定を用いることで、同じ世界線上で「普通の日常」「SF」「ファンタジー」を実現。それぞれの地域ごとの特色として扱える。
オリキャラの世界に働くいろいろな力イメージ図
大まかに分けて科学・魔法・術の3タイプがある

物理法則(科学)は誰でも普遍的に活用できる。
魔法や術式は、ある程度の道理の理解や、それに対する知識が必要だが、理論的に扱える。
(ただし、その効力は体調や環境などで変動する)
巫術・呪術は、自分を超えるような大いなる意思や存在によって成り立つ。そのため、安定した効果は期待はできない。これをうまく扱えるようになるには相当な訓練が必要。
また、祈りや信仰が本世界観では重要な役割を持つ。
仏教において、回すことで読経と同じ効果が得られるという「マニ車」。これを応用し、祈ることで回転する「逆マニ車」の発明によって、様々なものの自動化がなされた。

エーテルの分布によって高度な科学技術を扱えない地域では、このようなものが広く使われている。(逆に高度な科学が扱える地域では逆マニ車は使用できない。)
背景・前提となる基本的な世界観
まず、メカトロニクスは充分に発展している。(現代的な物理法則と技術を有する。)
ただ、一部地域において「通常の物理法則が破綻する現象」が報告されている。
宇宙や大気中にはエーテルと呼ばれる不可視の媒質が広く満ちている。
それは物理現象の根底に関わる構造素子のような存在。
普通の空間ではその影響は微弱であり、物理法則が安定して働いている。
しかし、エーテル濃度が高い場合、局所的に物理現象が理論的に動作しなくなる。
エーテル仮説・エーテル論の登場
エーテルとは、そもそも古代ギリシャの4元素論に追加された5番目の元素の名前である。
近代になってから、物理学者・哲学者らによって提唱された。
提唱された当時は疑似科学とされたが、エーテル異常域での観測結果とエーテル仮説が一致したことで支持を得るようになった。
しかし、エーテルは完全に理論化されておらず、まだまだ難解で不明瞭な点が多い。現在では、魔術実践と科学の中間的な存在として扱われている。
エーテルには「基底状態」と「励起状態」の二形態がある。これらは「潜在エーテル」、「顕現エーテル」とも呼ばれる。通常、エーテルは基底状態であり、励起状態となったエーテルも時間経過によって自然に減衰する。(エーテル発光)
宇宙空間には大規模なエーテル流が存在し、それによって地球上にはエーテルの流れ・渦・分布ムラがある。(天界のカミが超自然的な力を持つ裏付け)
魔術の仕組み
【魔術とは?】
精神力(意志・感情・集中)によって周囲のエーテルを共鳴させ励起状態にし、物理法則に干渉する技術/行為。励起状態のエーテルの周波数(波長)によって魔術の性質が異なる。また、励起状態エーテル量によって、魔術の威力が決定する。
【魔術波長と適性・精神力】
術者ごとに固有の周波数があり、相性の良いエーテル現象が決まる。熟練者は、自分の波長を調律したり、複数の波長を重ねることができる。精神力の強さは、魔術の威力を決定する。精神の乱れ(恐怖・混乱等)は波長を乱し、魔法の暴走や失敗につながる。
【媒介物・触媒】
生身の精神力だけでは魔法の威力に限界がある。そのため、魔道具や詠唱などによって精神力を収束させ、エーテルとの共鳴効率を上げる。特定の鉱物・物質はエーテルとの共鳴性が高いため、魔道具の触媒として重宝される。
【エーテル逆流・エーテル相反転】
魔力を用いると、逆作用として精神力を消費する。魔法の使いすぎは精神だけでなく肉体も消耗する。「エーテル逆流症」と呼ばれ、発熱・幻覚・嘔吐・意識混濁などの症状を引き起こす。特に未熟な術者が無理をすると、精神波長が相反転したエーテルに取り込まれ、体内のエーテルを急激に失うことがある。→「エーテル失調」
【魔術と技術】
魔術は大きな力を生み出せる一方、術者の熟練度・精神状態・エーテル流れなど、さまざまな不確定要素が多い。一方、エンジンやモータなどの機械は、物理法則の範囲内で安定的に作業できる。そのため、エーテル濃度による不安定性を排除するため、術者はエーテル流れを安定させることに従事していることが多い。
キャラクターの所属について
オリキャラの分類に、占星術系・生命系があるが、これは所属する宗派を表す。

【占星術系】
「星読みのシスター」を中心とした人間関係を指す。世界を科学的に捉え、科学を拠り所とする。SF寄りな価値観。
【生命系】
「グレートマザー(太母)」を中心とした人間関係を指す。アジアの世界観に影響を受け、人間の内的宇宙を大切にしている。禁術やマナなど、ファンタジー寄り。
もともと二人は同じ修道院の同僚だったが、上述した価値観の相違によって対立。グレートマザーが旅立つ原因となった。ただ、二人ともお互いを憎んでいたりはおらず、ただ馬が合わないだけである。
(支配的な価値観を明確にし、分かりやすくするための背景設定である。)
創作のテーマである「科学と祈りのはざま」を求めるために用いられる予定。